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遺産分割の進め方の問題点

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1. 法定相続と分割協議

民法では、兄弟姉妹間の相続分は、同等となっています。
被相続人の意向がなければ、兄弟姉妹の中で相続分を変える権利はありません。被相続人の意向として有効なものが遺言です。

ただし、遺言その他の被相続人の意思表示がなければ、民法は、「同じ割合ですよ」と規定しています。 法律は、「相続人間で合意すれば、相続人間で法定相続と異なった遺産分割をしてよい」と認めていますが、合意できなければ「法定相続だ」といっているのです。


ですから、相続人間でもめて調停や審判となったときは、法定相続が基本となります。

2. 分割協議の進め方

もし、相続人の中に法定相続分を超えて、財産を承継する権利を主張される相続人がいる場合には注意が必要です。
相続人の全員がOKしなければ、自らの法定相続分を超えて財産を相続することができないからです。
この点を踏まえて、各相続人は分割協議を進めなければなりません。

さらに分割協議をスタートさせるときは慎重に話を進めていかなくてはなりません。その最初の第一歩を、踏み誤れば取り返しがつかなくなります。

例えば、各相続人は次のような態度をないように気をつけましょう。
・今までと同様に、兄弟間の力関係で処理しようとすること。
・身内や兄弟といった慣れ慣れしい態度で接すること。
・過去の細かな出来事を持ち出すこと。
・感情的になること。


家族としてのきずなは財産よりも大切なものです。

お互いに分割協議は感情をコントロールして、全員が納得できるように話を進めていかなくてはなりません。相続は、財産を取得することと引き換えに、親族間の関係を失う危険性を含みます。自分の考えをストレートにぶつけるのではなく、他の相続人の気持ちを配慮して分割協議をスタートさせましょう。

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NPO法人 相続相談センター