HOME > 相続知識 > 遺言とは > 遺言の概要(遺言は何を決めるか)

相続知識トップ相続とは遺言とは相続税とは財産評価とは

遺言とは

「遺言とは」リストに戻る

遺言の概要(遺言は何を決めるか)

遺言は、被相続人の単独による行為で、遺言を受ける者の承諾が必要のないことから、民法でその様式をきちんと定めています(民960)。
その方式が守られていないとその遺言は無効になります。民法が遺言に厳格な方式を要求しているのは、相続が起きてから、その遺言の真偽や内容をめぐって紛争が生じても、遺言者が亡くなっていることにより、確かめようがないためです。

民法の定める遺言の方式は、普通の方式の場合の3種類と特別な方式の場合の4種類の計7種類となっています(民967)。普通方式には自筆証書遺言公正証書遺言秘密証書遺言が、特別方式には一般危急時遺言船舶遭難者の遺言伝染病隔離者の遺言在船者の遺言があります。

遺言は、民法その他の法律で定められた事項(法定事項)についてのみ有効でそれ以外の事項に関する遺言は無効となっています。

その法定事項は以下のとおりです。
(1) 身分に関するもの
・子の認知
・未成年者に対する後見人の指定や後見監督人の指定
(2) 相続および財産処分に関するもの
・相続財産の寄付
・相続人の廃除やその取消し
・相続分(財産の何割とか何分の1とかの割合)の指定やそれを第3者に委託すること
・特別受益分の持ち戻しをしないこと
・相続分割方法(誰に何をというような)やそれを第3者に委託すること
・遺産分割を禁止すること
・相続人間の担保責任の負担を変更すること
・遺贈
・遺言執行者を指定したり、第3者に委託すること
・遺留分の減殺請求を受けた時の減殺方法を指定すること
・信託の設定をすること

 

 

 


「遺言とは」リストに戻る
ページトップへ
NPO法人 相続相談センター