平成23年度相続税増税へ 「基礎控除の引き下げ」等(2010/12/13)
★平成23年度 相続税増税へ「基礎控除の引下げ等」
来年の税制改正の大綱に掲げられている相続税の課税強化の概要が明らかになりました。
1 基礎控除の引下げ
現在、相続税の基礎控除は「5,000万円+1,000万円×法定相続人の数」で、財産(債務控除後で一定の贈与財産を加算後)がこの金額を超えると相続税が発生しますが、この控除額が6割に減額され、「3,000万円+600万円×法定相続人の数」に減額されます。
改正前と改正後の相続税は次のような税額となります。(単位:万円)
2 最高税率の引上げ
現在、法定相続人の法定相続分に対する取得価格が3億円以上の金額に対し、50%の最高税率が適用されていますが、この率が55%に上がります。最高税率の55%となるのは、法定相続人の法定相続分に対する取得価格が5億円又は10億円以上の価額に対し適用されると予測されます。
改正前と改正後の相続税は次のような税額となります。
3 生命保険金の非課税枠の適用者の制限
現在、相続人(相続の放棄をした者を除きます)の受ける生命保険金について、「500万円×法定相続人(相続の放棄をした者を除きます)の数」までの金額については、相続税が非課税とされています。この非課税枠を利用できる相続人の範囲を「未成年者や障害者及び同居の相続人」に限定する改正となっています。















